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矯正の必要性
矯正治療はなぜ必要か?矯正のブラケットはアメリカでは一種のステイタスシンボルと考えられています。彼らは子供が生まれたら矯正治療のための貯金を始めるほど、矯正治療には熱心です。それほど良い歯並び、良いスマイルは彼らにとって重要な宝物と考えられているからでしょう。
日本は、歯を見せて笑うことが許されない文化がありましたから、まだそこまでの発想にはなっていませんが、将来的にはアメリカと同じように、きれいな歯並びと美しい笑顔は宝になってくるのは間違いありません。子供の将来を考えれば矯正は絶対にやって損は無いといえるでしょう。
矯正治療が、単なる見た目の改善にとどまると考えられることは、歯科医としては非常に残念です。
もちろん、美しい笑顔、そして歯並びの悪いことからくるコンプレックスから脱出できることは素晴らしいことです。しかし、それ以上の副産物として、健康な体を手に入れることができるとしたら、皆さんはどう思うでしょうか?
もちろん、これは過剰な表現でもなんでもありません。かみ合わせが治ることによって、体のバランスが良くなり、肩こりが治ったり、首の痛みが消えたり、腰の痛みがなくなったりすることはよくあることです。
しかし実際は矯正治療との因果関係ははっきりしていません。しかし、私どもは10年以上も前から顎関節症とかみ合わせとの関係を、さまざまな患者さんの症状も含めて研究してきました。
その結果から、適切なかみ合わせの状態に導きけば、必ず体の状態は改善するという自信を持つまでに至りました。実際体の改善があまり認められないのは、かみ合わせのつくりからが間違っていることがほとんどです。このようなことを考えると、これからは健康(未病を予防するためにも)のためにも矯正治療が大きな意味を持ってくると考えるのです。
矯正治療の賛否両論
矯正治療を受けて歯並びを治すべきかどうかに関しては、日本ではまだ賛否両論で、矯正は絶対すべきでないという人がいるということも耳にします。確かに矯正の必要がない人もいるとは思いますが、矯正を絶対にすべきではないというのは極端な発想です。
噛み合わせが悪いことが、身体のバランスや、首、肩の筋肉などにとても悪い影響を及ぼしていることが良く知られるようになってきました。これらの多くが矯正治療によって改善されることから、矯正治療は審美的な理由だけでなく、健康の質を左右するものと理解されるようになって来ました。明らかに噛み合わせが悪い方はむしろ矯正治療を受けたほうが身体の調子も良くなるのです。
なぜ矯正治療をして調子が悪くなる人がいるのか?
残念ながら、矯正治療をして、かえって調子が悪くなってしまう人がいるのも事実です。実際はきちんとした噛み合わせの理論どおりに矯正治療を行ってゆけば、矯正前より調子が良くなることはあっても悪くなることは絶対ありません。
単に噛み合わせがよいといっても、上の歯と下の歯が咬み合いさえすればよいというわけではありません。正しいかみ合わせの位置を採得できる技術なしにきちんとした矯正ができるわけがありません。理論なしに矯正治療を行ってしまうと、矯正後に顎が痛くなったり、肩や首が異常に凝るなどの恐ろしい症状が出てきます、ひどい場合は背中が痛くなったり、頭痛がおさまらなくなったりすることさえあります。
そのようなことから、矯正治療は、全身にも影響を与えているほど改善することがある反面、うまくいかなかった場合も大変なことが起こる可能性があるため、矯正をすべきではないという発想もでてくるわけです。
しかし実際は、歯の矯正治療を行うことで身体の調子が良くなることは良く知られていることですが、当医院では、確実にどうすればよいかみ合わせにできるのか理解し、治療法も解明することができました。しかし、全身におこることは歯から派生していていても、全身ゆがみと混じってしまっている場合があり、すべてを完全に解明したわけではありません。しかし、歯が原因である肩こり、首の痛み等、そしてそれによって引き起こされる舌根沈下、呼吸障害を治すことが可能であることは事実です。(下写真参考)
実際の治療によるレントゲン像の変化
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治療前
左のレントゲン写真は、治療前のある患者さんのものです。頸椎が後ろ向きに反り、気道(空気のとおり穴)が狭くなっています。このときは首の痛みや、型のコリに悩まされていました。 |
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治療後 左のレントゲン写真は、治療が終盤に差し掛かっているところです(上下前歯の出っ歯は最終段階で治します)。あごの位置が完全に変化し、首の反りが完全に変わっています。また気道(空気のとうり道)が治療前と比較するとかなり大きくなってきています。実際、首や、肩の凝りがかなり良くなったようです。 |
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