虫歯治療の本音
今まで私が今まで700人ぐらい患者さんを治療をしてみて虫歯がとり残されている確率は低くなかったと思います(虫歯をきちんと取り除いてくれる先生にかかっていれば転院する必要もないでしょう)。ほとんどの治療で、虫歯の取り残しが確認されました。
しかし先生の中には時間をかけてきちんと虫歯を取り除いている先生もいらっしゃいます。
- 虫歯を取る際、必ずウ食検知液を使用している。
- 拡大鏡(ルーペ)や顕微鏡を使って治療をしている。
- 治療部位が見えやすくする努力をしている(ラバーダムの使用など)
- 無菌的な処置の徹底(器具を滅菌する、材料の滅菌管理等)
このようなことが、虫歯を真剣にとる先生の特徴と言えます。
当医院の取組み
当医院では虫歯の治療の角度を上げるために、以下のような取り組みをしています。
- 虫歯治療の際も必ずラバーダム防湿を行う(唾液の侵入を防ぐ)
- 虫歯を除去した後、洗浄に強酸性水を使用して消毒を十分に行う(細菌感染を起こす確率を減らす)
- 虫歯は取り残しがないか検知液とルーペを用いて確認を行う(虫歯が確実に取り除けているか確認する)
- 神経に近い虫歯にはMTAを用いる(神経に対して施害性の低い材料で神経周囲を覆う)
- 患者さんの体質に応じて、生体親和性の高い材料を用いる。(金属アレルギーや、樹脂に対する過敏症のある方には注意を要する)
いずれも歯科医院で行うのが当たり前のことのように感じますが、実際はほとんどの歯科医院で行われていないのが事実です。日本では実際にすべての症例にラバーダムを必ずかける医院は数件もありませんし、虫歯を取った後に歯をきちんと消毒する医院もあまり聞いたことがありません。また神経に近い部分を材料で覆う場合も、必ず滅菌した器具をその場で出して使用しないと、細菌を神経の近くに置くようなもので、経過が決して良くありません。
これらのことをきちんと行うことは意外に手間のかかる難しいことで、スタッフの協力が欠かせません。


