子供の矯正、小児の歯列(歯並びの異常)について
お子様の歯列不正に対しては、
『今、矯正を行った方が良いのか?』
『大人になって再度矯正が必要になるのではないか?』
『料金はどのくらいかかるのか?』
『治療期間は?』
などが、最も気になるところだと思います。
お子様一人一人によって、その適切な時期、方法、期間は異なります。初診は保険診療で行えますので、まずはご相談にいらしてください。咬みあわせや歯並びの、小さなズレ・異常(機能的なもの)も、放置すれば大きな歯列不正(骨格的なもの)へと、移行することが多くあります。
これらを未然に防ぐ小児矯正について、少しでも多くの方に知っていただきたいと思っております。
小児矯正とは・・・
あごの骨の成長をみながらバランスや大きさを整える1期治療(骨格矯正)と
歯の位置や咬み合わせを整えていく2期治療(歯列矯正)からなる2段治療です。
1期治療は、あごの骨がまだ柔らかく成長期であるお子様だから出来る治療です。
早期に治療することで成人から矯正治療を始めるよりも治療期間や治療料金も、
最小限にすることができ、あごの骨の成長をコントロールすることにより、
大人の歯(永久歯)を抜かないで歯並びを整えることが出来るメリットがあります。
尚、初診でお口の中を診察したとき、アゴの成長を考えコントロールを行っても
抜歯の必要性がある場合で、明らかに2期治療が必要なお子様は、経過観察を行い
最も適切な時期に治療開始していきます。
いつから矯正治療を始めたらよいのでしょうか?
小学校に入ったら、まず、検診をしましょう!
永久歯が生えそろう前(前歯4本が生えそろう7歳前後)に検診を受けられることをお勧めします。アゴの成長状況により治療の時期が早い場合もありますが、出来るだけ早い時期にしっかり診査・診断を行い、治療を開始する一番良い時期を判断していく事がとても大切なことだからです。
小児矯正治療開始時期の目安(アゴの成長状況により個人差があります。最初に診断いたしますのでご確認下さい。)
1期治療(骨格矯正)・・・3歳~12歳
2期治療(歯列矯正)・・・10歳~成人
小児期に矯正するメリット
- 成長期であることを利用できる為、タイミングを選ぶと比較的簡単な治療(装置)で絶大な効果を得ることが出来ます。
- 何より、放置すれば歯を抜いて並べなければならないケースも、歯を抜かずにキレイな歯並びにすることが可能です。この考えは予防矯正ともいいます。逆に、最初の診断時に成長状況にあわせアゴの大きさをコントロールしても、成人後、確実に歯を抜かなければ歯が並びきらないと予想されるケースや、外科的な手術(アゴの骨切り手術など)が必要と判断される場合は、経過観察をおこない治療開始の適切な時期を見極めていきます。
- お子様を対象に行う為成人矯正の装置に比べ、シンプルで痛みの少ない装置を用いるのも特徴です。
- 1期治療でアゴの成長をコントロールし、大人の歯がきれいに並ぶために整えているので、2期治療が必要のないケースも多くあります。その為、矯正治療の期間と矯正料金を最小限にすることが出来ます。
- 虫歯を防ぎ、不正咬合(悪い咬み合わせ)による弊害を取り除くことが出来ます。
小児矯正治療の流れ
1.初診相談(所要時間 1時間)
(約2,000円~3,000円)
歯並び、かみ合わせのご相談
・問診(家族暦・習癖など)を行い、矯正治療の概略を説明致します。
2.資料採得(所要時間 30分)
(約1,000円)
歯の型取り、レントゲン写真(口の中のレントゲン、正面と側面のお顔のレントゲン)、顔、口腔内の写真等の診断用資料をとります。
※①と②を同日に行うこともあります。
3.診断(所要時間 1時間)
(36,750円)
診断用資料を基に診断結果を説明致します。
・矯正開始期の判断
・治療方法(使用する装置の説明)、治療期間、治療料金の説明
※医療費控除などについても説明いたします。
※診断結果をご確認いただき、ご了解を得てから治療を開始致しますのでご安心ください。
4.1期治療開始(処置料 5,140円)
約1ヶ月~2ヶ月に1度ご来院していただき、歯並びを整えていきます。※来院のサイクルには個人差があります。
5.再診断歯の生えかわり、顎の発達状況を確認し再診断を行います。
→→→ 6.矯正治療終了歯並びの状況を確認し決定します。
→→→ 6.2期治療開始(処置料 5,140円)成人矯正治療開始
約1ヶ月に1度ご来院していただき、歯並びを整えていきます。※詳しくは、成人矯正をご参照下さい。
7.装置除去(所要時間1時間30分~2時間)
動的治療終了。リテーナー(保定装置)の為の型どりも行います。
8.保定開始
最初に装置除去時の記録を行います。
矯正治療が終了した後は後戻りを防ぐ為、リテーナー(保定装置)をご使用いただきます。
その間、数ヶ月に1度ご来院していただき、歯並びの確認と虫歯のチェックやクリーニングをかねて定期検診を行います。
矯正装置の種類
拡大床
|
取り外し可能なプラスチック製のプレートの装置。成長期であることを利用し、アゴを広げ歯が並ぶスペースを作ります。 |
3Dリンガルアーチ
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歯の裏側に沿う、ワイヤー1本だけの装置。拡大床であごのスペースを広げたあと、歯並びの細かい調整を行います。 |
マルチブラケット
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成人矯正で使用する歯の表側につける装置。小児矯正では必要に応じて使用することがあります。 |
ムーシールド
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プラスチック製の機能的顎矯正装置。乳歯列期の反対咬合に夜間のみご使用いただく装置。 |
| 料金(税別) |
| 初診診断 |
保険診療内 |
| 資料採得 |
保険診療内 |
| 矯正診断料金 |
35,000円 |
| 矯正料金 |
40万円~60万円 |
| 矯正処置料 |
5,000円 |