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あなたが選ぶ治療法!

矯正治療は、もともとは歯並びや、噛み合わせが悪いことを治すための治療でした。

しかし、近年では患者さんの要求を重視するあまり、「本来の矯正の目的と違うのでは?」といった治療まで増えています。同時に治療によるトラブルも少なくないのです。

「どん治療が自分にあうのか?」「治療に何を求めているか?」で慎重に考えて治療を選ぶべきです。

「見えない、目立たない矯正!」「スピード矯正」、安易に治療を受け、結果的に「見た目は良くなったけど、体調がおかしいかも!」、とか「噛んではいるけど、かみ合わせに満足できない!」、といったトラブルもあることは、勉強した歯科医であれば知っていることなのです。

「矯正治療のやり直しは少なくない!」矯正の難しさを知っている先生にとってはむしろ常識なのです。
治療法で考える、自分にあった治療法とは?
矯正の方法もいろいろあります。自分に目的にあった治療法を選びましょう。当院は歯と噛み合せの治り重視でメタルブラケットのみですが、そのほかの治療法は実際どうなんでしょうか?
1、外側の矯正、金属の目立つ矯正、メリット、デメリットは?

当院は外側で、目立つ金属のブラケット、ワイヤーしか使いません。
この装置が、歯と顎の負担をへらし、噛み合わせの治療ができるからです。それが患者さんの良い結果につながることを知っているからです。

見た目は目立ちますが治療が終わるまでの辛抱です。本気で歯と噛み合わせを治す気がある人が選ぶべき装置です。

また歯科治療の先進国であるアメリカでは、透明なブラケットや裏側のブラケットは人気がなく、歯科医院にもあまり売れていないと海外メーカーの矯正業者から伺ったことがあります。機能を考えると表側の金属ブラケットが良いと知れ渡っているからです。

また矯正治療はステータスのシンボルでもあるのでわざわざ隠すこともしません。

2、マウスピース矯正のメリット、デメリットは?

急速に普及してきたマウスピース矯正、「テクノロジーも進化して、どんな歯並びでもうまくいきそう!しかも楽チン!」そう思われる方も少なくないでしょう。

しかし、この治療はアメリカで前歯の見た目にうるさいハリウッドスターにすでに20年以上前から知られるテクニックで、「きわめて限られたケースだけに適応」できる治療なのです。

日本人は、骨格が欧米人とは違い難症例も多いのです。

普及に伴って、適応症とは思えない患者さんまで治療の対象になっているのが今の流れです。

「5年たっても歯が隙間だらけ」、とか「奥歯が全くかみ合わない」といったトラブルもあり、結果的にブラケット矯正でやり治している人も少なくないのです。

でも奥歯やかみ合わせを考えず、前歯だけの治療や、ブラケット矯正で動かなかった歯の微調整程度なら大丈夫です。

歯並びを治すためのマウスピース矯正は、むしろ美容プチ矯正といった位置づけです。本気で治療をしたい人がお金をかけてまでうける価値はありません。

2、ブライダル矯正、スピード矯正のメリット、デメリット?

「結婚式までに歯並びを治したい!」期間が決まっていたり、治療スピードだけを求める人にはもってこいの治療です。

治療期間短縮はうれしいものの、それに付随したリスクも考えた上で、自分の身体に合うか検討する必要があります。

矯正治療では歯を動かすのに、歯の周りで、骨を溶かして骨を作るという作業が繰り返し行われています。歯の移動するはスピードは人によってはまちまちです。

結局「予定までに間に合わなかった!」とは「途中で終わってしまった感じ!」といったことは良くあるのです。矯正治療の難しさを知っている先生はやたがりません。

3、歯を抜く矯正は?

もちろん全ての患者さんが抜歯なしで治るわけではありません。しかし、一度抜いた歯は二度と戻りません。慎重に考えて決めましょう!

歯を抜く矯正の理由がほとんどが見た目の要求からです。欧米人のモデルのような顔立ちをもとめて抜歯矯正を望む人が後を絶たず、その結果取り返しのつかない問題が起きている例も少なくないのです。

骨格は人によってまちまちです。特に日本人は欧米人より前歯が出っ歯になりやすい骨格なのです。違う骨格なのに、同じ見た目を求めること自体に無理があるのです。

審美性を求めた矯正治療が原因であることにも気づかず、体調不良(不定愁訴)に一生悩まされている人も少なくないのです。

4、裏側の矯正のメリット、デメリットは?

裏側の矯正は治療中全くブラケットが見えません。これは、芸能人など、歯を見せることが仕事で当たり前の人にとっては重要です。

アメリカでは、「歯並びが就職に影響したり、家庭環境を判断されたりする」お国柄なので、ほとんどが大学卒業までに治療をうけます。成人まで治療出来なかった人は、それを隠して治療を受けたいとの願いから生まれたのが裏側の装置を使ったテクニックなのです。

表側のスタンダードの治療と比べ歯の移動に制約があり、治療の仕上げが難しくなる傾向があります。また、裏側の装置は、外側の装置と違い歯列を内側に絞り込む力がかかり、「歯列を広げる力がかかりにくい」ことと、「歯が磨きにくい」といったデメリットがあります。

「歯を見せる職業でない人」が選ぶべき治療ではありません。

いずれのテクニックも矯正治療は行えます。しかし自分が何を求めるを良く考えてからテクニックを選ぶ必要があるでしょう。


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