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矯正を含んだ噛み合わせの治療による骨格の変化?

噛み合わせと健康

ここで、噛み合わせと身体との関係を分かりやすく説明するため、実際のレントゲンを見てみましょう。

【治療前】
レントゲンの像の変化01このレントゲン写真は、治療前のある患者さまのものです。頸椎(けいつい:頭を支える骨のことです)が後ろ向きに反り、気道(空気のとおり穴)が狭くなっています。

この患者さまは首の痛みや、肩のコリに悩まされていました。
  【治療後】
レントゲンの像の変化02左のレントゲン写真は、治療が終盤に差し掛かっているところです(上下前歯の出っ歯は最終段階で治します)。

みてください。あごの位置が完全に変化し、首の反りがなくなっているでしょう?また気道が治療前と比較するとかなり大きくなっています。

実際、首や、肩の凝りがかなり良くなったそうです。

頸椎のそりが正常になったおかげで、集中力は増し、体も疲れにくくなりました。つまり、噛み合わせと全身の健康状態とは非常に強い相関関係があるといえるのです。

どうでしょうか?患者さまの改善の様子がよく分かったでしょうか?

下に、どのような変化が起こっているのかをわかりやすくイラストにしたものを示します。 normal H explain.png 上のイラストは正常な噛み合せの人の骨格の形態と筋肉の状態を示しています。 「胸鎖乳突筋」、「頚突舌骨筋」、「肩甲舌骨筋」などが正常に緊張がなく緩んでいる状態で、骨格も正常な位置関係となっています。 classn2H.png 一方上のイラストでは、上の奥歯が低いために、噛み合わせが悪くなり、顎が奥に入り込み、さまざまな筋肉が太く緊張し、骨格をゆがめている様子がわかります。 「胸鎖乳突筋」は「胸骨」と「鎖骨」を後上方に引き上げ、「肩甲舌骨筋」は、肩甲骨を前上方に引き上げることによって、胸郭が狭くなり、呼吸が浅くなります。 また「小後頭挙筋」や「上頭斜筋」によって頚椎は後ろに引かれ、首の形状がいわゆる「リバースネック」になってしまいます。 「頚突舌骨筋」および「肩甲舌骨筋」の緊張によって「舌骨」の位置が後下方に移動し、呼吸路が閉塞するように骨格が変化していることがわかります。

矯正治療によって、美しい笑顔、そして歯並びの悪いことからくるコンプレックスから脱出できることは素晴らしいことです。でも、それ以上矯正治療の大切な役割は、健康な体を手に入れることです。ですから、私の場合、あえて審美にこだわった矯正治療は行っておりません。それは審美にこだわるあまり、健康を害する場合がほとんどで、歯科医師の真の目的である矯正を通じて噛み合わせを治し、歯も体も健康になるということに対して意味を持たない治療となることが少なくないと考えるからです。

特に審美を目的として「抜歯矯正」をおこなうと、顎の位置が後ろに入りやすく、また噛み合せが低くなりやすいため、上のイラストのような骨格の変化を生みやすい傾向があります。

矯正治療が、単なる見た目の改善のためと捉えられたり、見た目にこだわるあまりかえって健康を害しているという日本の矯正事情は、歯科医とっては非常に残念な話です。これからは健康のためにも矯正治療が大きな意味を持ってくると考えるのです。


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